2017年04月30日
アジカン 未来、繋ぐ 感想
アジカンのドキュメンタリーブック読み終わりました。
本を読んで、このツアーへの緊張感がヒシヒシと伝わる一方、メンバーやスタッフとの一体感も伝わり、良いコンディションで臨めたようです。
しかしトラブルもあったようで…
詳しくは書きませんが、ある公演で演出上のトラブルがあり、そこから歯車が噛み合わなくなってしまった、という話がありました。
側から見ると決して悪くないパフォーマンスだったみたいですが、メンバーが自ら課すハードルが高いだけに悔しかったようです。
他の日にも良いパフォーマンスが出来た一方で、上手くいかなかったりする事も多々あった様子。
20年バンドをやっていても全然納得できないこともあるというライブの厳しさ。
ツアー中盤
ライブ中は演者の気持ちが一つになることが重要で、自分と闘ってない方が絶対にいい演奏ができる、というゴッチ。
それは素人ながらバンドをやっている私もわかる気がします。自分の演奏でいっぱいいっぱいのときはあまり楽しめません。
あとゴッチが新幹線に携帯を置いてきてしまったトラブルがあったようで。笑
音作りも大変そうでした。
特に日本武道館は音響環境が悪く苦労していたようです。
今回のツアーで、神戸や武道館の2日連続のライブは、相当な負担だったと思います。
1公演3時間の演奏ですからね。
特にゴッチの喉や身体への負担が大きかったと思います。
私もカラオケでアジカン歌いますけど、キーが高い曲が多くて5曲も歌えばへばってしまいます。それを30曲近く歌うのは驚嘆に値します。
ソルファのアルバムを全曲再現するのは毎回大変そうでした。いろんな意味で難しいアルバムだったみたいです。
本書ではリハ中の真剣なやり取り&脱力したやり取りも書かれていておもしろかったです。
また、百戦錬磨のバンドでも新たに気づくこと、改めて気づくことが多くあり、反省するメンバー達。それだけ良いライブをしたいという真摯な想いが伝わってきました。
最後の各メンバーのインタビューでは、健さんの卑屈かつ自己否定的な発言や素直じゃないところがちょっと面白かったです。
リーダーしっかりして!笑
でも、そろそろ健さんがアジカンのリーダーとして覚醒し始めるような気がします。本人も自覚しているようですし。
今後もアジカンの生み出す作品やライブを楽しみにしたいと思います!